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祖父の想い出と、第一好茶・文山包種茶(清茶)② | 華泰茶荘

祖父の想い出と、第一好茶・文山包種茶(清茶)②

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 今は亡き祖父は、文山包種茶(清茶)が一番好きでした。今年、台湾農林水産省が主催する「全国春季優質茶品評会」での“第一好茶”(最高のお茶)受賞茶や、坪林文山包種茶農会が主催する「優良文山包種茶コンテスト」の受賞茶を、お墓参りにもっていきたく、知り合いの農家から受賞時の包装ごと、特別に譲ってもらいました。

 私は、高い入札価格ではなく、美味しさへのこだわりを求めています。
 
 最近、品評会包装なしでも品評会受賞茶として販売したり、受賞茶と同じロットとうたい安く販売するなどの販売方法も見かけます。文山包種茶(清茶)が日本で人気が出て嬉しい反面、心配も増えつつあります。

 品評会、コンテストに参加し、受賞した作品は、農家が自信作をさらに特別に精製加工した力作です。上位にランクインするには、数千点以上の作品に勝たなければなりません。
 どんなに本から知識や資料を得ても、お茶のプロである以上、茶作りの大変さと農家の努力を無視して、ルール違反の販売をしては、プロ失格です。日本の消費者にとっても極めて不公平だと思います。

 上質な文山包種茶(清茶)は、純粋で透明感があり、軽やかながら余韻が甘くて長い、生命力に溢れた感じがします。
 
 文山包種茶(清茶)とともに歩んできた百年老舗・華泰茶荘として、この文山包種茶(清茶)の本当の美味しさを皆様にお届けできるよう、これからも頑張っていきたいと思います。

 そこで、華泰茶荘10周年を記念するとともに、正しい文山包種茶(清茶)の知識と、本物の味を知っていただくための特別な金賞包種茶宴イベントを企画しました。

 8月12日10:30~12:00、台湾農林水産省主催の「全国春季優質茶品評会」で“第一好茶”に輝いた受賞茶、文山包種茶農会が主催する「優良文山包種茶コンテスト」で頭等賞(3位)を受賞したものなど、文山包種茶(清茶)の本当の美味しさが味わえる逸品を贅沢に飲み比べていただきます。現地入札価格で、1g20,000円の値がついた「第一好茶」は、現地でも新聞に取り上げられ話題となりました。
 この贅沢な飲み比べのほか、長年の研究による美味しい入れ方や、季節・品種・茶畑から見る正しい鑑定知識、歴史など、本の写しではない、本当に文山包種茶とともに歩んできた文山人としてのお話をお届けします。お楽しみに!

                          五代目店主 林 聖泰
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