中国茶の旅③・・・『英徳紅茶の故郷へ 2』

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工場へ到着すると、工場長と二人の副工場長が迎えてくれました。
みな、細い体で肌は日焼けしており、ひと目で「現場の人だな」とわかる風貌をしています。

英紅は、土は痩せた石灰質で、周りには岩山が見えます。
桂林のような風光明媚な景色を持ちながら、ここは、広東省の中でも生活水準の低い貧しい地域だそうです。
お茶が生活の基盤となっているようでした。

研究所には様々な品種の茶樹が育てられていますが、そのなかでも特に評価の高い雲南大葉種から選育した、「英紅9号」という新品種が注目されていました。

雲南大葉種特有の渋みが少なく、甘みが強く余韻が長い、香りのいい品種です。

今回、この英紅9号だけを使って作られた、珍しい英徳紅茶を2kgだけですが入荷しました。

渋みが少なく後味が甘く感じられ、柑橘系の上品な香りの余韻は口の中で長く続きます。
飲み心地がとてもよい美味しい紅茶です。

しかも、さすがは長年に渡り国際貿易をしている英徳地方。
農薬残留に厳しい世界の基準を考慮し、
有機栽培や無農薬にこだわったお茶作りをしています。
今回入手した英紅9号の紅茶も無農薬栽培です。
社内での農薬残留テストも行っていますが、もちろん農薬は検出されませんでした。

中国国内でもずいぶんと有名になった英徳紅茶ですが、
工場長の話では、偽物が数多く流通しているそうです。
今回は「英紅9号」の栽培元である茶葉研究所から直接入手してきた英徳紅茶です。
是非、安心してお試し下さい。

華泰茶荘では、お客様に安心して飲んでいただけるお茶を提供することを常に心がけています。
香りと味のバランスがとてもいい英紅9号の中国工夫紅茶も、
正山小種、祁門紅茶に引続いてお楽しみ下さい。

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