中国茶の真髄=「茶淡情濃」

中国茶の世界には、
「茶越泡越淡、情越久越濃」
「茶味、一道比一道淡;情縁、一回比一回濃」という諺があります。

「茶の香りと味は、回数によって薄くなっていくが、
その代わりに、友情とご縁はともにお茶を飲む回数を重ねるほど濃くなる」
と言う意味です。

これは、まさしくお茶の真義をあらわす言葉ですね。

中国茶は、単に健康、美味の飲物というだけではなく、人と人との
コミュニケーションの道具として、生活の中に根付き、文化となって発展してきました。
広東、香港地域の「飲茶」文化、四川の「茶館」文化など、地域の風習によって
表現方式は異なりますが、お茶がコミュニケーションの役割を果たすことは
どこでも同じです。

一杯の美味しい中国茶を、大切な親しい人と一緒に味わうことは、至福の幸せです。
全てのご縁は、一杯の美味しいお茶を共にすることから始まると思っています。

これからも華泰茶荘をどうぞ宜しくお願いいたします。
                            渋谷店の6周年にて
                                    店主 林聖泰

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