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中国茶物語 第2回 <茶百戦> | 華泰茶荘

中国茶物語 第2回 <茶百戦>

宋代の「闘茶」の風習とともに、「茶百戦」・「分茶」という「茶藝コンテスト」も盛んに行われました。

茶筅を使って、粉末の茶葉で、様々な手法を用いて入れ、茶碗の中に現れる様々な模様を見て、浮き上がった図柄の美しさと変化を競い合うのです。

まるで生きている山水画のように見えるので、「水丹青」とも呼ばれていました。日本の抹茶のような「蒸青緑茶」を使用するため、黒い「天目茶碗」が流行しました。

 その後、時代の流れとともに「分茶」の方法は変化しましたが、現在でも、「茶藝」に少しその面影をみることができます。

「分茶」は、現在の「茶藝」と似ており、現在は「茶藝師」という国家資格が存在しています。

【国家資格】中級中国茶藝師

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