≪茶館≫とは、別名「茶肆」「茶寮」「茶坊」「茶楼」「茶屋」などと呼ばれる、商業的な性質を持つお茶が飲める専門の場所を指します。お茶を飲むこと、茶点を食べること、急速、娯楽、社交、情報交換・伝達などを行う場所です。
南北朝時代、お茶を愉しむ喫茶の風習が流行しました。
この時に、お茶も飲め、宿泊ができる「茶寮」と呼ばれる場所が誕生しました。このような複合施設は、現代中国茶館と旅館の原型とも言われています。
唐代、既にお客さんがお金を払い、お茶を飲む専門店舗が増え、茶館産業の初期形成段階にありました。
北宋時代の画家である張擇端が描いた有名な「清明上河図」の中でも、茶を提供する簡単な「茶坊」が登場し、既にこの時代に「茶館」が普及していることをうかがわせます。
現代では、中国や台湾、香港など、それぞれの地域で、特色のある茶館が庶民から上流社会の人々に愛されています。
1970年、台湾の台北に、茶芸と専門知識が要求される「茶芸館」が初めてオープンしました。
香りを極める聞香杯セット、改良式の工夫茶器などの本格的な茶器の使用は、現代中国茶ブームを招く大きなきっかけとなりました。
本格的な中国茶のプロを育成するために、華泰茶荘は1999年、日本で初めて【中国茶インストラクター】講座を開講しました。茶葉理論、茶藝、茶席、茶館、現地への実習旅行などを一年かけて行う、高度な内容を扱う講座で、これまで、理論と実務を兼ね備える本物の人材を育成しています。
2001年、茶藝師という中国政府の国家資格が始動し、「中国茶葉学会」「中国国際茶文化研究会」と「華泰茶荘」による緊密な連携体制によって、日本人初の「高級茶藝師」「茶藝技師」「高級茶藝技師」を誕生させる快挙を遂げました。
華泰茶館も1996年の簡易な「eat-in形式」から2000年の本格的な茶藝館形式に変化しました。<華泰茶館>では、独創的な茶葉料理、茶葉入りのデザートなどのサイドメニューも充実し、年間300種類以上のお茶を、本格的な茶器を使って愉しむことが出来ます。
また、中国茶初心者の方でも、熟練した茶師達が親切に美味しいいれ方をお教えいたします。
本格的な雰囲気を親しい人と一緒に、楽しんでみて下さい。
健康の為にも、心身のリフレッシュの為にも、美味しいお茶を楽しみましょう。