古代、皇帝への献上茶は最高なものとして考えられています。中でも、宋代の「龍鳳團茶」は、究極の献上茶として最も有名です。
実は、現代でも有名な「名優茶」は、大部分が「献上茶」から生まれたものです。多数のお茶を勝ち抜けた<品評会受賞茶>は、“現代版の献上茶”と言うことができます。権威ある政府機関のお墨付きにより、入札価格もうなぎ登りに上昇し、驚くような高値がつくことでもよく話題になります。
品評会は、生産農家にとっては、登竜門のような役目を果たしています。生産技術、茶畑管理などに、持てる技術の全てを注ぎ込んで作られた最高傑作で互いに競い合うのです。
1gあたり5000円、1kgで500万円という「台湾第一好茶」もテレビ、新聞に登場し、大きな話題を呼びました。恐らく、世界でも驚きの値段です。昔も今も、時代とともに形は変わっても、最高のお茶を求める人達は後を絶ちません。
<至高のお茶>は、誰でも美味しく入れることが出来るといわれます。
茶葉の形状、水色、香り、味わい、茶殻など、全てが揃った、完璧に近い、グルメの芸術品です。必要なのは、美味しいお茶を飲む≪本人≫だけです。
ひとりでも、二人でも、3,4人の友人と一緒でも、絶対に美味しく堪能できる話題の「健康飲料」です。