★ 中国茶葉研究所元副所長 兪永明氏の「茶芸師試験官」来日記念フォーラム★
<中国茶葉研究所>の元副所長、<NPO法人中国茶文化協会顧問>を務め、
言わずと知れたベテラン専門家でもある兪永明氏は、2016年の7月に国家資格
「中国茶芸師」の試験官を務めるため、10年ぶりに来日することになりました。
それに伴い正しい中国茶知識を日本で普及するために、「中国茶フォーラム」を特別開催します。
1部から4部まで全て異なる厳選茶を飲みながら、最新の生産情報・新品種・製茶技術・科学研究・品質鑑定・等級判定・原産地標準など、現地でもなかなか聞くことができない深いお話しを楽しく堪能することができる構成内容です
●第一部 新品種の魅力1~緑茶・黒茶の世界
7月17日(日)10:30~12:30
熾烈な茶葉市場で生き残るため、中国では各地において新品種の開発が行われています。
お茶の品種開発によって、茶農家の生産性が向上し、香りと味も一層高くなります。
品種の専門家兪先生がセレクトする新品種のお茶は、一般ではなかなか入手することができません。
今回は、緑茶と黒茶をテーマに、人気の新品種から現在開発中の品種まで、
飲み比べながら分かりやすくご説明します。
是非、極上の香りと深い味の余韻を五感で堪能して下さい。
●第二部 茶葉の製造と化学成分の研究?品種・萎凋・発酵の世界
7月17日(日)14:00-16:00
1600種類以上ある中国茶を理解する早道は、
「茶葉製造と成分研究を理解すること」と言われます。
例えば、緑茶には「萎凋」がなく、紅茶と烏龍茶の「発酵」は微生物の力ではありません。
元副所長の兪先生が特別用意するたくさんの資料と現場の写真を通じて、
中国茶の製造理論・品質成分などが、わかりやすく習得できます。
さらに、厳選された5種類のお茶を美味しく楽しみながら、
「萎凋」「発酵」の真の意味と科学理論を理解しましょう。
●第三部 新品種の魅力2~烏龍茶の世界
7月18日(月祝)10:30-12:30
烏龍茶の魅力は「個性的な香りと味わい」と言われ、人気が高いです。
その一方、烏龍茶の品質は天気と製茶師の技量によっても大きく変わります。
そのため、「生産量と品質が安定し、時代の好みに合う新品種の開発」は
茶葉研究所にとって大きな課題となっています。
茶葉研究所で長年の新品種開発・国家品種審査に携わってきた兪氏が、
烏龍茶に関する品種の過去・現在・未来を紹介し、
今回のためだけに用意する珍しい烏龍茶を楽しく味わいましょう。
●第四部 等級の鑑定と茶葉の標準~茶ソムリエの世界
7月18日(月祝)14:00-16:00
「特級」「一級」「二級」など、等級を表す言い方をよく聞きますが、
実際には、この違いはよく知られていません。
より的確に美味しい中国茶を入手するため、正しい等級を判定できる国家資格
「評茶師」を教える兪氏から、奥深い「中国茶ソムリエ」の世界を
一からわかりやすくお伝えします。
今回、特別用意したプロ鑑定の専用茶葉サンプルを実際の国家標準と比べながら、
中国茶の品質・等級について初心者にもわかりやすく、
基本知識から、最新情報、正しい鑑定方法などを学びましょう。
参加費 : 1講座 6.000円(税別)
2講座 12.000円→11.000円(税別)
3講座 18.000円→16.000円(税別)
4講座 24.000円→20.000円(税別)
講師:兪永明 先生
中国茶葉研究所副所長・中国茶葉学会秘書長歴任、茶樹栽培育種専家、NPO中国茶文化協会顧問
編纂:「中国茶経」、「中国茶葉大辞典」など
華 泰 茶 荘 TEL:03-5728-2551 www.chinatea.co.jp