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第二章≪茶館とカフェ≫

 中国茶は、中国人の心と言えます。 「喫茶去」は、「気軽に友人を相手に誘って、コミュニケーションする」ということです。 「Shall we drink a cup of tea ?」まずすべての縁は、手軽に一杯のお茶からです。 茶館は古くから社交の場として存在しており、友人との話し合い、隣人との仲裁、一人の時間つぶし、ジネスの契約の場など、様々な場面で愛用されています。 交渉、相談、意見の交流、付き合いの場面には、お酒ではなく、お茶です。 お茶は理性的な飲み物であり、お茶による精神面の修練は、古来中国の伝統社会から強調されています。音楽茶会、京劇茶館の「文化機能」、美味しい点心が食べられる 飲茶(ヤムチャ)館の「飲茶機能」、友人と家族と話し合う茶館の「社会機能」、契約交渉や社会仲裁茶館の「ビジネス機能」などは、中国人の茶館文化の原点です。一杯のお茶でリラックスして、ゆっくり時間を過ごし、一杯のお茶で人間の悩みを解消し、一杯のお茶で新しい縁を作り出します。まずは、美味しい一杯の中国茶からです。これはインスタントを極めるカフェビジネスと違うところです。   店主 林聖泰...
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第一章 ≪アジアの共通語≫

 「お茶はアジアの共通語」と私はずっと思っています。 中国・台湾・韓国・マレーシアなど様々な国で、それぞれ特有の茶作りが発展し、自国で生産したお茶は、独自なオリジナルのその国の風土にあった、茶文化を育て上げました。 これに対して、コーヒー、ココアという飲み物は、先進諸国が植民地の上に発展させたもので、全く違う発展を遂げてきました。貧しいアフリカでは、たくさんの大自然の資源を犠牲にして、先進諸国の嗜好品のために、外替取得のために、一生懸命生産してきましたが、この生産に、自国の文化を一緒には、育てられてこなかった、との指摘もあります。  お茶は違います。アジアの心です。 中国人にとってお茶は生活必需品です。 「開門七事件は、柴、米、油、塩、醤油、酢、茶」ということわざから、お茶は日常生活には欠かせない、毎日の必需品であることが分かりました。 中国茶は、薬用、食用から飲用に至るまでに、2000年以上かかりました。時代のニーズに合わせて変化しながら進化し続けています。中国茶と茶藝の進化の終わりはありません。これこそ、中国茶の楽しみです。  空気のような存在であるお茶を、現代人の私たちは、もう一度心からお茶を見直してみませんか。祖先たちの知恵を拝借しながら、文化の伝承をしながら、健康から楽しみまで、親しい家族と友人と一緒にお茶をしましょう。                                                店主 林聖泰 ...
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