今年4月の「台湾・春茶旅行」は、インストラクターの卒業生を連れて行く特別な製茶旅行でした！
目的地は、台湾中央山脈の秘境とされる海抜1800mの「清境農場」近郊で台湾のスイスと呼ばれています。
平地は気温が30℃近い暑さでしたが、標高が高いので20℃以下で涼しく、夜になると16度前後まで下がり肌寒いぐらいでしたが、早朝には雲海が広がり良いお茶ができる環境です。
コロナ禍以来の訪問でしたが、この数年の間に工場の設備や製茶技術、茶園管理が飛躍的に改良されていていました。
天気・土地・そして製茶人の三者が一体となって、最高級の烏龍茶が生まれます。参加者12名はそれぞれ自分の作った荒茶を持ち帰り、残った全員の茶葉は一つのボールのように丸く揉まれ、最終的に香り高い清香の高山烏龍茶に仕上げられました。
夜を徹しての作業は身体的にはキツいものの、工場内には花や果物のような香りが充満してリフレッシュでき、今回も非常に良い春茶が作られたことに感謝しています(^^)
