<本文>(部分抜粋)
梅花色不妖,佛手香且潔。
松實味芳腴,三品殊清絕。
烹以折腳鐺,沃之承筐雪。
(中略)
五蘊淨大半,可悟不可說。
<解説>
清の皇帝であった乾隆帝は、生涯に250首以上もの茶詩を残したほどの愛茶家でした 。この詩は、彼が考案したとされる「三清茶」(さんせいちゃ)を詠んだものです。三清茶とは、梅の花、仏手柑(ぶっしゅかん)、松の実という「三つの清らかなもの」に、雪解け水で淹れた茶を加えた特別な飲み物です。
全詩は、それぞれの素材が持つ清らかな特質を讃え、雪水で淹れるという作り法を説明し、そしてこの茶を飲むことで得られる「悟ることはできるが、言葉にすることはできない」という禅的な境地を詠います。
<現代生活への応用>
また、この詩は創造性とパーソナライゼーションの楽しさを教えてくれます。
乾隆帝が自分だけの特別なブレンドティーを考案したように、私たちも自分だけの「ハウスブレンド」を作ってみてはいかがでしょうか。
緑茶にミントを加えたり、紅茶にシナモンや生姜を加えたり、あるいはハーブティーを自分でブレンドしてみる。
季節や体調、気分に合わせて自分だけのオリジナルティーを創造するプロセスは、日常に新たな楽しみと彩りをもたらしてくれます。
(華泰五代目店主 林聖泰)
◎2/11(水・祝日) 新年茶会【茶熟・香温 × 茶韻・回甘】〜温もりが香りを開き、時が余韻を伸ばす
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