「日常茶芸」から「文人茶席」の芸術へ

2024年11月6日

　立冬の訪れと共に、富士山に初雪が舞い、紅葉の足音が近づくこの季節に、華泰茶荘では、【非営利一般社団法人中華茶講師協会】の創立記念すべき第一回イベントとして、台湾から珠玉の芸術家をお迎えいたします。
　本日、渋谷茶芸館での会場準備が無事に整い、今週末の開催を心より楽しみにしております。

　10年の時を経て、待望の来日を果たす李瑾瑜先生は、台湾書道界の重鎮であり、台湾政府機関主催の文人茶席および茶芸演出の革新者として、国際的に高い評価を受けています。
　日本と台湾のデザイン界からも高い評価を得ている李先生が、文人茶芸の神髄と茶席設計の真髄を、基礎から丁寧に紐解いてまいります。

　『現代茶芸と台湾茶席の美学〜日常の茶芸から芸術の文人茶席へ』と題された記念イベントでは、日常に寄り添う生活茶芸から、格調高い文人茶芸まで、茶の世界の奥深さを余すところなくご紹介いたします。
　特に昨年大きな反響を呼んだ「無盡茶会」の舞台裏や、茶席設計における細やかな配慮について、李先生ならではの芸術的視点で解き明かします。