どこで学んでも、安心して中国茶・台湾茶を学べる環境へ
この数日、久しぶりにかなり集中した徹夜作業が続きました。
急遽、NPO法人中国茶文化協会の『WEB認定講師導入研修講座」を月末に開催することになり、これまで協会で使ってきた教材、講師指導要領、認定教室の申請書類、資格講座の運営手順などを、一つひとつ確認し直していました。
今回の研修は、単なる「説明会」ではありません。
認定講師の茶仲間たちが、実際に台湾茶・中国茶の教室を開き、四級講座・三級講座を開催し、受講生を指導し、資格推薦や検定試験の流れまで進められるようにするための、かなり実務的な研修です。
長年使われてきた協会の指定教材や講師指導要領は、大きく改訂せず、そのまま大切に活用します。
そのうえで、今の時代に必要な最新研究や補助教材として、私自身の長年の講師経験をもとに、特別な研修ノートと副読本を書き下ろしました。
台湾茶・中国茶の重要なキーワード、年代史、授業で欠かせない図表、美味しい入れ方、茶藝、風味輪、評茶方法、評茶用語。
さらに、認定講師・認定教室の申請、講座開催、資格認定、協会ホームページでの公開、SNS運用、集客、企画、実施、継続、展開まで。
気づけば、ただの資料作りではなく、講師として現場で迷わないための「地図」を作っているような作業になっていました。
AI時代になり、情報は簡単に集められるようになりました。
けれど、教室で人に何かを伝えるには、ただ情報を並べるだけでは足りません。
何を大切にするのか。
どこを省かずに伝えるのか。
どの順番で学べば、お茶の世界が立体的に見えてくるのか。
そこには、やはり長年の現場経験と、人に伝えてきた時間の積み重ねが必要です。
今月は、新しい協会ホームページの展開とも合わせて、講師の皆さんがより開講しやすく、そして全国の受講生が、どこにいても安心して中国茶・台湾茶を学べる環境を整えたいと考えています。
NPO法人として大切にしたいのは、信頼性と継続性です。
全国のどの教室で学んでも、基本となる教育水準が大きくぶれないこと。
一方で、それぞれの講師らしい魅力や個性も生かされること。
その両方を実現するためには、教材、申請書類、運営支援、広報、そして継続的なブラッシュアップが欠かせません。
正直に言えば、本当に疲れました。
徹夜続きで、途中で何度もお茶を淹れ直しながら、資料と向き合いました。
でも、対象となる講師の皆さんへのお知らせ文までようやく整い、
少しほっとしています。
この研修が、講師の皆さんにとって、
「よし、私も教室を開いてみよう」
「もう一度、協会講座をしっかり整えて始めてみよう」
と思えるきっかけになれば、とても嬉しいです。
お茶は、一人で深めるものでもあり、人と分かち合うことで育つものでもあります。
今回の導入研修は、講師のための研修であると同時に、
これから中国茶・台湾茶を学ぶ受講生のための土台づくりでもあります。
そして、この流れは、11月に予定しているプロ養成講座にもつながっていきます。
基礎を整え、教える人を支え、学ぶ人が安心して一歩を踏み出せる環境をつくる。
その積み重ねが、中国茶・台湾茶の学びを次の時代へつないでいくのだと思います。
今回の導入研修が、中国茶・台湾茶を学ぶ人、教える人、そしてこれから出会う受講生をつなぐ、新しい一歩になりますように。
一緒に、少しずつ前へ進んでいきましょう。
NPO法人中国茶文化協会 理事長・華泰茶荘五代目店主 林 聖泰より
<NPO中国茶文化協会>
茶ニュース解読 ―― 五代目店主の視点
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■ 抹茶ブームの主役は、日本ではない
世界的な抹茶ブーム、日本茶の価格上昇、拡大する中国産抹茶、
そして「文化で勝つ」ために何が必要なのか。
評茶師の目線から読み解きました。
▼解読①
https://www.chinatea.co.jp/chatea-bolg-20260701/
■ 2026年 中国春茶市場報告
今年の中国春茶市場は、「売れている」と「価格が弱い」が同時に起きています。
数字の裏にある、価格・生産者・消費者の心理を解説しました。
▼解読②
https://www.chinatea.co.jp/chatea-2026spring-tea-report/
■『ChaTea五代目 中国茶旅探検記』
シルクロード、茶馬古道、チベット、雲南、シャングリラ、千年大茶樹まで。
中国茶文化を旅するように、立体的に学ぶWEB講座シリーズです。
▼詳細・お申し込み
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3427
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■ 11/14(土)・15(日)
台湾茶・中国茶 プロ養成 2日間集中講座
将来、講師・茶藝師・評茶師・台湾国際評茶師を目指す方、
お茶の仕事や研究に関わりたい方へ。
理論・目利き・評茶・美味しい淹れ方・歴史文化・科学研究・最新情報までを、
実技と知識の両面から、二日間で集中的に学びます。
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【取得できるもの】
★ NPO法人 中国茶文化協会 認定
「中級中国茶アドバイザー」資格
★ 正式な「修了証書」
★ 2027年 「インストラクター講師コース」の受講資格
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来年に再開を予定する「インストラクター講師コース」は、
このプロ養成講座の修了が受講の前提となります。
年内最終のこの機会に、ぜひ事前のご受講をご検討ください。
▼詳細・お申し込み
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/list?category_id=228

