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日本華泰茶荘|台湾茶・中国茶専門店
ChaTea|茶言観色
五代目店主 林聖泰のメールマガジン
2026.9.16 発行 No.36
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HP https://www.chinatea.co.jp/
Instagram https://www.instagram.com/huataitea
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【目次】
店主挨拶:雨の茶改場と、器の来た道
1、【始動!追加受付】第4回 初級台湾国際評茶師
2、【満員御礼】10/25 楽茶塾「烏龍茶、三つの進化」
3、【人気のWEB茶旅】中国茶旅探検記 9/30・11/25
4、【人気連載】茶館ノート 第8回
5、【茶学コラム】茶詩詞話|重陽に、陸羽は茶を選んだ
編集後記
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店主挨拶
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こんにちは。五代目店主の林 聖泰です^^
急な大雨や雷雨が続く、落ち着かない9月です。
それでも朝晩には、秋の気配がふっと漂います。
お出かけの際は、どうぞお足元にお気をつけください。
雨といえば、この夏の台湾でも忘れられない一日が。
強い風雨のなか、台鉄に揺られて一時間半。
桃園・楊梅の「農業部 茶及飲料作物改良場」で、
蘇場長と二時間、じっくり語り合いました。
・低温抽出「冷萃」でつくる、新しい台湾茶飲料
・刊行準備中の『臺灣茶旅行/Taiwan Tea Journey』
・「初級」、そしてこれからの「中級」台湾国際評茶師
冷たい一本を前にすると、評茶師としてつい考えます。
便利になっても、「台湾茶らしさ」は残せるのか──。
伝統とは、同じことを続けることではなく、
「何を変え、何を残すか」を見極めること。
日本の受講者の声も、しっかり届けてまいりました。
▼ 台湾中元帰省旅行⑥(全文)
https://www.chinatea.co.jp/%e5%8f%b0chatea-tw-20260821/
帰国後は、日本の陶磁器の産地と博物館めぐりへ。
台北・故宮で見た名品を起点に、
3年前に訪ねた有田・波佐見・鍋島(大川内山)、
そして今回の常滑・瀬戸・信楽、
多治見を中心とする美濃へ。
歩いてわかったのは、器の歴史は交流の歴史だということ。
有田の磁器は、朝鮮半島から渡った陶工・李参平に
始まると伝えられます。
17世紀、景徳鎮の輸出が細ると、
有田の器は「IMARI」として海を渡りました。
常滑の朱泥急須には、1878年に中国から招かれた
金士恒が伝えた、宜興の技が今も息づいています。
茶が変われば、器も、淹れ方も、時代の好みも変わる。
本で得た知識と、産地で確かめた実感は、まるで別物でした。
この旅の収穫は、WEB茶旅講座と楽茶塾の茶席で、
少しずつお届けしてまいります。
季節の変わり目、どうぞお元気にお過ごしくださいませ。
▼ 店主の歩みは note でも綴っております
https://note.com/chatea5
五代目店主 林 聖泰
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1、【いよいよ始動!キャンセルにつき追加受付】
第4回『初級台湾国際評茶師』資格認定講座
〜臺灣特色茶國際證照班(初級)〜
主催:一般社団法人 中華茶講師協会
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▼詳細・お申し込み
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3430
教材と指定茶葉の発送を終え、
9月13日には事前説明会・質問会も開きました。
いよいよ本番。私もワクワクしています。
急遽キャンセルが出たため、追加でお申し込みを承ります。
台湾農業部「茶及飲料作物改良場」が
外国籍の方のために設けた国際資格を、
日本語教材・WEB講習・渋谷の対面実習で学びます。
2026年の開催は、この1回のみです。
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◎ 評茶は、感想を「伝わる言葉」にする技術
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中国の GB/T 23776-2018『茶叶感官审评方法』では、
外形・湯色・香気・滋味・葉底の五項目で審査します。
そこで見つけた「違い」を言葉にする地図が、
台湾茶風味輪(TBRS)。
「おいしい」の、その先へ──。
それが、この資格のいちばんの面白さです。
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WEB講習:開講中(10/18まで繰り返し視聴可)
対面授業:10/17(土)10:00–17:30
10/18(日)10:30–12:00
検定試験:10/18(日)13:00–17:00
会 場 :日本華泰茶荘 渋谷店3階 華泰茶藝館
定 員 :16名
講 師 :林 聖泰
(台湾農業部「茶及飲料作物改良場」認定講師/
林華泰茶行 五代目・日本華泰茶荘 店主)
受講料 :一般 109,780円(税込)
中華茶講師協会 会員 106,480円(税込)
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▼詳細・お申し込み
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3430
【参加特典】
◎ 日本語教材PDF/台湾茶風味輪 Ver.2.0 日本語版PDF
◎ 指定標準茶 10種類(合計100g)
◎ 学科・術科試験の受験/申請・登録サポート
【資格取得までの流れ】
学科・術科とも70点以上で合格
→ 2年以内に台湾の茶区を訪ね、体験心得・写真を提出
→ 審査を経て「臺灣特色茶國際證照班(初級)合格證書」
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★ 店主は9月25日まで出張のため、
指定茶葉の発送は9月26日以降となります。
WEB講習は、お申し込み後すぐに始められます。
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※参加資格(国籍などの条件)がございます。
お申し込み前に、詳細ページでご確認ください。
▼詳細・お申し込みはこちら
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3430
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2、【心から感謝】満員御礼の楽茶塾
10/25(日)【烏龍茶、三つの進化
〜製法・産地・工夫茶器で読み解く】
▶ キャンセル待ち受付中!
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ここ数年、父の介護で、講座をなかなか開けませんでした。
今年、再開を決めたときは、正直とても不安でした。
それが、再開以来ずっと満員御礼。
驚きとともに、心から感謝しております。
嬉しい反面、「もっと良い企画を」という思いも日ごとに。
すべてオリジナル。毎回、一期一会の気持ちで臨んでいます。
温かいご声援、本当にありがとうございます。
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◎ 四種の受賞茶・秘蔵茶を、六杯で。
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同じ茶葉を、異なる器で飲みくらべ。
まずは自分の鼻と舌で違いを見つけ、
製法・産地・工夫茶器で「答え合わせ」をします。
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日 時:2026年10月25日(日)10:30–12:30
会 場:日本華泰茶荘 渋谷店3階 華泰茶藝館
講 師:林 聖泰
(林華泰茶行 五代目 / 日本華泰茶荘 店主)
参加費:5,500円(税込)
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★ キャンセル待ちは、下記「お問い合わせフォーム」より
講座名(10/25 楽茶塾)とお名前をお知らせください。
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▼キャンセル待ちのお申し込み(お問い合わせフォーム)
https://www.chinatea.co.jp/shop/contact
▼講座の詳細
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3433
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3、【人気のWEB茶旅講座】
『ChaTea五代目 中国茶旅探検記』
主催:日本華泰茶荘 株式会社
協賛:NPO法人 中国茶文化協会/
一般社団法人 中華茶講師協会
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一杯のお茶から、文化の道を旅する──。
7月の「西安から敦煌へ」に続き、秋は茶馬古道へ。
ご自宅から、湯呑みひとつでどうぞ。
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◎ 第2回 9/30(水)19:30–21:00
【茶馬古道・天空雪域チベットの紀行
〜茶と高原文化の物語】
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海から遠い高原で、なぜ茶が欠かせなかったのか。鍵は、バター茶(酥油茶)と、
四川から茶馬古道を越えて運ばれた緊圧茶。
康磚・金尖は、いまも中国の国家標準
GB/T 9833.4/9833.7(2013)に規定されています。
▼第2回 お申し込み
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3425
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◎ 第3回 11/25(水)19:30–21:00
【茶馬古道・シャングリラと千年大茶樹
〜雲南の茶旅行紀行】
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茶馬古道のもう一つの起点、雲南へ。
シャングリラ、少数民族の茶文化、そして千年大茶樹。
主役は、茶樹の原産地の一つとされる雲南の大葉種
(Camellia sinensis var. assamica/
云南大叶种/アッサム変種)。
▼第3回 お申し込み
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3426
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【各回の内容】
1) ZOOMライブ講座(90分・質疑応答あり)
2) 公式副読本 PDF(全8頁/1,500円相当)
3) 見逃し配信(3週間)
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▼<第1回+第2回+第3回>全3回セット
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3427
※第1回は、アーカイブ映像でご受講いただけます(視聴期限:10月末まで)。
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4、【人気連載】茶館ノート 第8回
『茶藝館で、台湾茶藝を学ぶ』
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華泰の茶藝館には、朝から晩まで一日を過ごす常連がいます。
そんな時間を重ねるうち、多くの人が
「このお茶のこと、もっと知りたい」と思いはじめる。
台湾編の締めくくりは、その「学び」の話です。
(本文より)
茶藝は、美しく淹れ、もてなす「表現」の世界。
評茶は、正しく見極める「鑑定」の世界。
表現と、鑑定。
この二つは、お茶の世界を支える車の両輪である。
美しく淹れても、見抜く目がなければ良い茶は選べない。
見抜く目があっても、淹れる技がなければ良さは伝わらない。
茶藝館で「楽しむ」から「学ぶ」へ、そして「極める」へ。
評茶の第一歩は、本号1の評茶師講座で。
次回からは海を渡り、中国の茶館へご案内します。
▼〈茶館ノート 第8回〉全文はこちら
https://www.chinatea.co.jp/chakan-note-8/
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5、【茶学コラム】茶詩詞話
菊酒の重陽に、陸羽は茶を選んだ
── 皎然『九日與陸處士羽飲茶』を読む
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▼全文はこちら
https://www.chinatea.co.jp/tea-day20260915/
わずか二十字。茶好きなら、題名で手が止まる唐詩です。
題の「陸處士羽」とは、『茶経』の著者・陸羽のこと。
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【1】世の人は酒、二人は茶
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旧暦九月九日の重陽は、菊を愛で、菊花酒を楽しむ日。
「世の人は菊を酒に浮かべるが、
菊が茶の香りを助けると、誰が知ろう」──。
詩僧・皎然は、定番から一歩離れて茶を選びました。
▼五代目店主より
茶を学ぶほど、「こう淹れねば」が増えていきます。
けれど基本の先には、「別の楽しみ方」という自由がある。
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【2】「東籬」の二文字と、陸羽との友情
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「東籬」は、陶淵明の「採菊東籬下」を思わせる言葉。
菊は、隠逸と清雅の象徴でもありました。
陸羽は『陸文學自傳』に、皎然を
「緇素忘年之交」と記しています。
僧と俗人、そして年齢の差を越えた友、という意味です。
▼五代目店主より
茶聖も、友と山寺で菊を眺め、茶を飲んでいた。
茶文化は、人と人が向き合う一服から育ってきたのです。
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【3】これは「菊花茶」なのか?
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この二十字だけでは、断定できません。
ただ後世の『百菊集譜』は、
「古人は菊を酒に浮かべ、後世は茶にも入れた」
という説明の中で、この詩を引いています。
▼五代目店主より
断定しすぎず、史料がどう読まれてきたかを見る。
それもまた、古典を読む面白さです。
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今年の重陽は、10月18日(日)。
黄色い菊を一輪だけ飾り、まずは茶を一煎。
香り、口中香、甘み、余韻を確かめてから、
「誰解助茶香」を思い出してみてください。
いつもの一杯が、少し違って見えてきます。
▼〈茶詩詞話〉全文はこちら
https://www.chinatea.co.jp/tea-day20260915/
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編集後記
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雨の楊梅で見た、台湾茶の「これから」。
産地で確かめた、器の「これまで」。
茶も器も、人と人が交わるところで育ってきました。
再開した講座に、温かいお声をたくさん頂戴しています。
この秋の茶席も、一期一会の気持ちでお迎えいたします。
10月18日の重陽は、評茶師講座の検定日と重なりました^^
一輪の菊と一杯の茶で、千年以上前の山寺へ小さな旅を。
季節の変わり目、どうぞお元気にお過ごしくださいませ。
次号もどうぞお楽しみに^^
五代目店主・編集責任 林 聖泰
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編集責任:林 聖泰
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