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日本華泰茶荘|台湾茶・中国茶専門店
ChaTea|茶言観色
五代目店主 林聖泰のメールマガジン
2026.8.19 発行 No.35
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HP https://www.chinatea.co.jp/
Instagram https://www.instagram.com/huataitea
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【目次】
店主挨拶:台湾・中元帰省より ── 被災地の皆さまへ
お知らせ:EMS直送の発送日が「平日のみ」に変わります
1、【10/25 楽茶塾】烏龍茶、三つの進化
〜四種の受賞茶・秘蔵茶を、六杯で。〜
2、【10/17-18】第4期 初級 台湾国際評茶師 資格認定講座
〜「おいしい」の、その先の言葉を〜
3、【11/14-15 年内最終】中級資格 プロ養成2日間集中講座
〜二日間で、三十四種類。+ 開催報告〜
4、【読みもの三本立て】店主日記/茶館ノート/茶詩詞話
5、【茶学コラム】茶ニュース解読3本 〜五代目店主の視点〜
編集後記
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店主挨拶
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林聖泰 様
こんにちは。五代目店主の林 聖泰です^^
このたびの令和8年熊本地震により、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆さまに心よりお悔やみを申し上げます。
また、台風による千葉をはじめ関東各地の被害にも、深く心を痛めております。
被災されたすべての皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早く、安全で穏やかな日常が戻りますことを、台湾の地よりお祈りいたしております。
▼ 熊本の皆さまへ ── 令和8年熊本地震に寄せて
https://www.chinatea.co.jp/chatea-blog-20260730/
前号より、間が空いてしまいました。
地震のこと、そして私自身が体調を崩したことが重なり、7月29日号の発行を見送らせていただきました。
お待ちいただいていた皆さまには、心よりお詫び申し上げます。
おかげさまで体調は回復いたしました。いまは台湾へ中元節の帰省中で、今号は台北の現地からお届けしております。
その帰省中に、思いがけないことがありました。
夜、ホテルでテレビをつけると、見慣れた家族の顔が映っていたのです。
台湾の番組『人物大特写』。主人公は、私の三叔(三番目の叔父)、林秀全でした。
古い白黒写真に写る、幼い三叔。その隣には、私の祖父。
国費留学から博士号の取得、ベル研究所での歩み、家族との出会い、病との闘い、そして多彩な趣味──。
茶商の家に生まれながら、茶とは違う道を選んだ人の一生が、九十分にまとめられていました。
放送後は大きな反響を呼び、いま台湾で話題となっております。
見終えたあと、私の頭に残ったのは一つの問いでした。
一本の茶樹は、新芽だけでは生きられない。
では、私はこの家の何を継いでいるのだろう、と。
答えのかわりに、この秋、三つの講座をご用意しました。
烏龍茶がどう進化してきたのかを六杯でたどる『楽茶塾』。
香りを「言葉」に変える、『台湾国際評茶師』の資格講座。
そして、年内最後となる『プロ養成の二日間集中講座』です。
いずれも、文献ではなく現場で確かめてきたことを、まるごとお渡しするつもりで準備しております。
まだ暑さの厳しい日が続きます。
冷たい飲みものばかりでは、胃腸が先に疲れてしまいますから、常温のお茶、少し温かいお茶もはさみながら、こまめに水分を。
どうぞご自愛のうえ、お元気にお過ごしくださいませ。
▼ 店主の歩みは note でも綴っております
https://note.com/chatea5
五代目店主 林 聖泰
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<お知らせ>
EMS台湾直送の発送日が「平日のみ」に変わります
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いつも台湾からのEMS直送をご利用いただき、誠にありがとう
ございます。台湾郵便局の取扱日と運賃の見直しに伴い、
運用を一部変更させていただきます。
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【変更点】
◎ EMS発送は<平日(営業日)>のみとなります。
土日・祝日にいただいたご注文は、翌営業日(月曜)の
発送となります。
◎ ティーバッグ類など、容積の大きい一部商品につきまして、
価格をわずかに調整させていただきました。
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【変わらないこと】
★ <税別 15,000円以上>のご注文で、
台湾現地からの<国際EMS送料 無料>は、このまま継続です。
(追跡番号付きで安心です!)
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国際運賃が上がり続けるなかでも、送料無料の基準額だけは据え置きたい──。
華泰茶荘としてできる企業努力は、これからも精一杯続けてまいります。
どうぞご了承いただけますと幸いです。
▼新茶・茶葉一覧
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/list?category_id=&name=%E6%96%B0%E8%8C%B6
▼台湾茶の「冷泡」(水出し)と茶漉付マグカップの完全ガイド
https://www.chinatea.co.jp/chatea-blog-20260707/
渋みのもとになるカテキンは、高い湯温ほど出やすい成分です。
冷たい水でゆっくり抽出する「冷泡(れいぱお)」は、その渋みを抑えたまま、
台湾茶の甘い余韻だけをすくい上げてくれます。
夏の常備茶として、いちばんおすすめの淹れ方です。
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1、10/25 開催♪ <楽茶塾>
【烏龍茶、三つの進化〜製法・産地・工夫茶器で読み解く】
〜四種の受賞茶・秘蔵茶を、六杯で。〜
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▼詳細・お申し込み
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3433

茶葉は四種。けれど、お出しするのは六杯です。
数が合わないのには、理由があります。
その答えは、当日の茶席で。
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◎ 当日の四種厳選茶
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・武夷奇種岩茶 … 福建・武夷山/岩肌が育てた「岩韻」と炭焙の深み
・鳳凰老叢単叢 … 広東・潮州/老木ならではの蜜香と花香の重なり
・文山包種茶 … 台湾・文山地区/蘭を思わせる、澄んだ香り
・阿里山烏龍茶 … 台湾・嘉義/高山の朝霧が生む、清涼感のある甘み
いずれも品評会の受賞茶、そして店の茶棚に眠らせてきた秘蔵茶です。
1990年代から私が現地で書きためた産地の記録と古い写真も、当日おもちします。
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◎ 読みどころ①「製法」── 半発酵とは、何が半分なのか
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烏龍茶は「半発酵茶」と呼ばれます。
けれど正確には、葉を丸ごと発酵させているわけではありません。
萎凋(いちょう)で水分を抜き、揺青(ようせい)で葉と葉を
こすり合わせて縁だけを傷つける。すると葉の縁から酸化が進み、
中心は緑のまま残る──
あの「緑葉鑲紅辺(りょくようそうこうへん)」の姿になります。
同じ半発酵でも、文山包種茶は酸化を浅いところで止めて香りを「立たせ」、
武夷岩茶は炭火の焙煎で香りを「沈める」。
進む方向が、まるで逆なのです。
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◎ 読みどころ②「産地」── 烏龍茶が、海を渡って山に登るまで
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烏龍茶のふるさとは、福建の武夷山。
そこから広東・潮州の鳳凰山へ、さらに海を越えて台湾へ。
台湾では平地から丘へ、丘から標高1,000mを超える高山へと
登っていきました。
岩の茶、老木の茶、丘の茶、高山の茶。
四杯を並べると、この移動の物語がそのまま舌の上に現れます。
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◎ 読みどころ③「茶器」── 同じ茶葉が、別人になる
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これが、いちばん驚いていただけるところかもしれません。
・宜興紫砂 …… 微細な気孔が味の角を取り、まろやかに
・潮州朱泥 …… 薄く緻密な胎土が、香りを高く立ち上げる
・白磁蓋碗 …… 香りを吸わず、茶の“素顔”がそのまま出る
同じ茶葉、同じ湯温、同じ時間。
器だけを替えて飲みくらべると、「これは本当に同じお茶か」と
思わず声が出ます。
評茶師の舌で違いを見つけ、茶藝師の手で淹れ分ける二時間。
「おいしい」で終わらせず、その理由まで持ち帰っていただきます。
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日 時:2026年10月25日(日)10:30–12:30
会 場:日本華泰茶荘 渋谷店3階 華泰茶藝館
講 師:林 聖泰(林華泰茶行 五代目 / 日本華泰茶荘 店主)
参加費:5,500円(税込)
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※少人数制です。楽茶塾はこのところ早々に満席となっており、
今回も同様が予想されます。どうぞお早めにお申し込みください。
▼詳細・お申し込みはこちら
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3433
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2、【10/17-18 渋谷/16名限定】
第4期 『初級 台湾国際評茶師 資格認定講座』
〜「おいしい」の、その先の言葉を〜
主催:一般社団法人 中華茶講師協会
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▼詳細・お申し込み
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3430
いいお茶を飲んだとき、多くの方は「おいしい」「いい香り」と
おっしゃいます。そして、そこで会話が終わります。

感想が一人ぶんで完結してしまい、隣の方には伝わらない。
評茶(官能審査)とは、この“一人ぶんの感動”を、他の人と
共有できる情報に変換する技術です。
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◎ なぜ、条件を「固定」するのか
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評茶では、茶葉の量・湯量・浸出時間をきっちり揃えます。
国際規格 ISO 3103(官能審査用の浸出方法)でも、
茶2gに対して湯100ml、浸出6分と定められています。
条件を揃えて初めて、目の前の差が「淹れ方の差」ではなく
「茶そのものの差」だと言い切れるからです。
そして、その差を言葉にするための地図が、台湾茶風味輪
(TBRS=台湾 農業部 茶及飲料作物改良場)。
私はこの風味輪講座の認定講師を務めております。
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◎ 講座の組み立て
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◎ WEBライブ講習 8時間(復習用の録画つき)
◎ 渋谷・華泰茶藝館での対面 評茶実習 8時間
◎ 10種類の台湾茶をご自宅にお届け。事前にご自分のペースで練習
合計16時間。
ご自宅で味を覚え、渋谷で五代目から直接、
鑑定杯の扱いと審査の目を身につけていただく組み立てです。
取得できるのは、台湾政府 農業部「茶及飲料作物改良場」認定の国際資格
「臺灣特色茶國際證照班(初級)」。
台湾茶を仕事にしたい方はもちろん、「自分の感覚を言葉にしたい」
という愛好家の方にも、毎回たいへん好評をいただいております。
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WEB事前講習:2026年9月10日〜10月18日
対面授業 :2026年10月17日(土)・18日(日)
会 場 :日本華泰茶荘 渋谷店3階 華泰茶藝館
定 員 :16名限定
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★ すでに残席わずかとなっております。
風味輪に関する資格をご検討の方は、どうぞお早めに。
▼講座のご案内(店主ブログ)
https://www.chinatea.co.jp/chatea-blog-20260706/
▼詳細・お申し込みはこちら
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3430
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3、【年内最終開催♪ 11/14-15@渋谷茶藝館】
NPO中国茶文化協会 認定「中級資格」取得
<土日2日間集中 台湾茶・中国茶のプロ養成講座>
〜二日間で、三十四種類。〜
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▼詳細・お申し込み
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3429
白い皿の上に、形も色も大きさも違う茶葉を並べます。
細く伸びた葉。丸く固く揉まれた葉。深い黒褐色の葉。
大きな姿をそのまま残した葉。そして、年月を経た緊圧茶──。
同じ「お茶」という二文字で呼ばれていても、その姿には、
品種、産地、季節、製茶工程、発酵、焙煎、保存状態と、
驚くほど多くの情報が刻まれています。
前回の講座では、二日間で合計34種類を取り上げました。
外観を観察し、香りを確かめ、飲みくらべ、そして自分の手で
淹れて味の変化を体験する。これを34回くり返していただきます。
知識としてではなく、身体に入る二日間です。
年内の開催は、この回が最後となります。
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日 程:2026年11月14日(土)・15日(日)
時 間:10:00〜17:30
会 場:日本華泰茶荘 渋谷店3階 華泰茶藝館
講 師:林 聖泰
(国家一級資格の評茶師・茶藝師/林華泰茶行 五代目・日本華泰茶荘 店主)
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【取得できるもの】
★ NPO法人 中国茶文化協会 認定
「中級中国茶アドバイザー」資格
★ 正式な「修了証書」
★ 2027年 再開予定
「インストラクター講師コース」の受講資格
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【参加特典】
◎ 特製・中国茶 主産地図(100種以上の名茶 産地図)
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来年に再開を予定している〈一般社団法人 中華茶講師協会〉の
「インストラクター講師コース」は、本講座の修了が受講の前提と
なります。将来、講師として教える側に立ちたいとお考えの方には、
避けて通れない登竜門です。
年内最終のこの機会に、ぜひご検討ください。
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◎ 開催報告と、ご参加の皆さまの声
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前回は午前の部が満席となり、キャンセル待ちも多くいただいた
ため、急きょ午後の部を追加開催いたしました。
アンケートでは、こんなお声をいただいております。
・「評茶や品質について、さらに専門的に学びたい」
・「台湾茶の香りを、風味輪を使って表現してみたい」
・「茶の歴史や産地を、旅をするように学びたい」
▼開催レポート全文はこちら
https://www.chinatea.co.jp/chatea-blog-202607112-semi-report/
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◎ 復習用に書き下ろした note 記事、公開中(有料)
ご参加されなかった方にもお読みいただけます。
https://note.com/chatea5/n/n16de172e22db
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◎ この秋の講座カレンダー
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9/30(水)夜 WEBライブ『中国茶旅探検記』第2回
茶馬古道・天空雪域チベットの紀行
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3425
10/17-18(土日)第4期 初級 台湾国際評茶師 資格認定講座
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3430
10/25(日) 楽茶塾【烏龍茶、三つの進化】
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3433
11/14-15(土日)プロ養成2日間集中講座(年内最終)
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3429
11/25(水)夜 WEBライブ『中国茶旅探検記』第3回
茶馬古道・シャングリラと千年大茶樹
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3426
▼講座シリーズ全体のご案内
https://www.chinatea.co.jp/chatea-travel-2026/
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4、【読みもの三本立て】
店主日記/茶館ノート/茶詩詞話
〜一杯を片手に、どうぞ〜
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◎ 店主日記|台湾中元帰省旅行(連載中)
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台湾の中元節とは何か。日本のお盆と、どう違うのか。
久しぶりにゆっくり歩いた台北の街で、何が変わり、何が
変わらなかったのか。これからの台湾旅行のご参考になれば
幸いです。
① なぜ日本はお盆に墓参りし、台湾は清明節に掃墓するのか
https://www.chinatea.co.jp/chatea-tw-20260815/
② 昔から知っている台北を、ゆっくり歩いてみよう
https://www.chinatea.co.jp/chatea-tw-20260816/
③ テレビ『人物大特写』に三叔・林秀全が登場
https://www.chinatea.co.jp/chatea-tw-20260817/
④ 台湾から「家樂福」(カルフール)が消えた。
https://www.chinatea.co.jp/chatea-tw-20260818/
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◎ 茶館ノート|最新2話
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台湾・中国・世界の茶藝館を、一杯の「表側」の魅力と、それを
支える経営の「裏側」の両面から読み解く連載です。
いつか一冊にまとめるための、下書き研究ノートでもあります。
最新の2話は、どちらも茶藝館で過ごす「時間」がテーマ。
なぜ台湾の茶藝館では、席そのものにお金がかかるのか。
そして、なぜ最初の一煎を急いではいけないのか。
ガイドブックに載っていない現場の話を、茶藝師と評茶師の目で
おけしています。
・「茶水費」って何のお金?
https://www.chinatea.co.jp/chakan-note-6/
・最初の一煎を急がない
https://www.chinatea.co.jp/chakan-note-7/
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◎ 茶詩詞話|茶杯を置いてから、涼しさが始まる
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白玉蟾(はく ぎょくせん)の『送郭進之』を手がかりに、
「暑さを避けるのは、冷たさだけではない」という、古人の
涼のとり方をたどりました。
冷たい飲みものにばかり手が伸びる季節だからこそ、
ゆっくり読んでいただきたい一篇です。
https://www.chinatea.co.jp/teaday-20260815/
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5、【茶学コラム】茶ニュース解読3本
〜五代目店主の視点〜
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【1】日本茶に「GIマーク」── 伊藤園が受理第1号──────────────────────
伊藤園は8月6日、「日本茶」のGI(地理的表示)マークを表示した
「お~いお茶」飲料製品を、9月21日から順次展開すると発表しました。
日本茶業中央会が受理した表示製品の第1号となります。
「日本茶」は7月10日、農林水産省の地理的表示として登録されました
(登録番号 第179号/生産地:日本国)。
背景には、世界的な抹茶需要で碾茶(てんちゃ)への転作が進み、
煎茶の生産量減少と価格高騰が起きている構造があります。
〔出典:伊藤園 2026年8月6日発表/農林水産省 GI登録 第179号〕
▼五代目店主より
産地を「見える化」する動きが、ついに国のレベルまで来ました。
発想としては、台湾のTAGs(台湾茶の分類分級制度)と同じです。
お客さまが棚の前で品質を判断できる手がかりが増えることは、
産地直送を旨とする私たちにとっても、追い風だと考えています。
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【2】台湾烏龍、いま伸びているのは「単一産地」──────────────────────
世界の烏龍茶市場は、2026年に約87億USD規模、年平均成長率6.8%で
拡大するとの試算があります〔出典:MarkWide Research 試算〕。
台湾では「単一品種・単一産地・非ブレンド」を軸にした新世代の
ブランドが目立ちはじめました。その代表格が凍頂烏龍茶
(Camellia sinensis var. sinensis / 青心烏龍 / トウチョウウーロン)。
南投縣鹿谷郷に150年余の歴史をもつ茶区で、焙煎の巧拙がそのまま
味の差になる、作り手の腕が問われるお茶です。
▼五代目店主より
ブレンドは、味を安定させるための技術です。
一方の単一産地は、その年の天気と作り手の判断が、そのまま
茶湯に出ます。だからこそ「今年の凍頂は」と語れる。
評茶の面白さは、まさにここにあります。
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【3】8/21–24、台北で第17回 茶文化陶瓷展
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8月21日(金)〜24日(月)、台北世貿一館にて「第17回 台北國際
茶文化陶瓷展」が開催されます。台東・鹿野の紅烏龍、精品手沖茶、
茶を料理に用いる「茶入食」など、台湾茶の“今”が一堂に集まります。
今回は鶯歌陶瓷博物館が初出展、国立故宮博物院の指定協力ブランドに
よる景徳鎮・柏采汝窯の青磁特別展も組まれています。
〔出典:主催 上聯國際展覽 2026年8月時点の発表〕
▼五代目店主より
茶と器は、いつの時代も一対です。同じ茶葉でも、朱泥の急須と
白磁の蓋碗とでは、香りの立ち方がまるで違う。
10月25日の楽茶塾は、まさにこの「器で読み解く」がテーマです。
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【この夏の、おすすめの一杯】
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夏の疲れが出るこの時期は、焙煎の効いた凍頂烏龍茶を。
湯温95℃・茶葉は少なめ・浸出時間は短めから始めてください。
台湾風味輪(TBRS=台湾 農業部 茶及飲料作物改良場 準拠)でいう
「烘焙香(ロースト)」と「回甘(甘い余韻)」の重なりを、
まず一煎目で確かめてみましょう。
二煎目からは、香りの層がぐっと広がっていきます。
▼台湾烏龍のラインナップ(台北・林華泰茶行より産地直送)
https://www.chinatea.co.jp/shop
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編集後記
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一号お休みをいただき、こうしてまた皆さまにお届けできること、
本当にありがたく思っております。
体調を崩して初めて、健康がすべての仕事と日々の暮らしを
支えているのだと、あらためて気づかされました。
中元節の台北で、叔父の半生をたどる番組を見ながら、
こんなことを考えておりました。
一本の茶樹は、新芽だけでは生きられません。
地中に根があり、幹があり、古い枝があり、そして土を守る人がいる。
家業もまた同じで、表舞台に立つ人だけで百年は続かないのだ、と。
秋には、楽茶塾も、評茶師講座も、プロ養成講座も控えております。
私に今できることは、現場で確かめた一杯と、確かな教材を、
ひとつずつお届けしていくことだけです。
台湾から戻りましたら、また渋谷の茶藝館でイベントや講座の参加を、
お待ちしております。
まだ暑い日が続きます。どうぞご自愛のうえ、お元気にお過ごし
くださいませ。
次号もどうぞお楽しみに^^
五代目店主・編集責任 林 聖泰
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配信元 / 各種ご案内
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〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-18-6 3F 華泰茶藝館
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編集責任:林 聖泰
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